ついにやってきた暑い夏。
学生さんたちは、夏休み。
そのことばの響きに不思議な懐かしさを覚えます。
梅雨も明け、外での観望もしやすくなる夏。
星は、月明かりが少ない、新月に近い日の方がよく見えるので、「日付のない月のみちかけカレンダー」も、夜空を眺めるときのひとつの参考にしてみてください。
このカレンダーには、日付を書いていません。
それは、ふと目でこのカレンダーを見た時に、頭で考えてほしくないなと思ったからです。
「今日は20日だから今日は満月か」と頭で思って満足してもらうのではなく、このカレンダーを目にしたことをきっかけに「あ、今日の月はどんな月だろう」と、実際に空を眺めて目に留めてほしいと思ったからです。
頭で考えるのではなく”感覚的”に、「あ、見てみよう」と思う感覚を大事にしてほしかったのです。
感覚的に感じてもらうのが目的のため、「月の満ち方、欠け方が曖昧じゃない…?」というツッコミはご遠慮いただけますよう…!
ぜひ、目に留まるところに設定して、空を身近に感じられますように。