宇宙・星ニュース9選!今週注目の天文現象や渋谷で最も宙に近い場所でのイベント、TeNQラストイベントやニュージーランド5番目の星空保護区認定、宇宙ビール醸造など

月と惑星の共演に注目!

2月22日(水)の日暮れ時(日没〜19時半ころまで)、月と金星が接近。また、23日(木)(日没〜20時ころまで)には月と木星が、28日(火)の夜(25時半ころまで)には月と火星が接近します

宵の明星である金星と月が夜空を彩る様子は、ついうっとりと眺めてしまいそう。

この時期東京での月の入り時刻は下記のとおり。

・22日(水) 19:44
・23日(木)20:53
・24日(金)22:00
・25日(土)23:05
・26日(日)24:10
・27日(月)25:13
・28日(火)26:11

毎晩夕暮れ、夜空を眺めるたびに、月に寄り添う惑星が変わる様も見逃せません。

渋谷でもっとも宙に近い渋谷スクランブルスクエアで「ROOFTOP 天体観測」の季節限定イベント開催

「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上にある展望施設「SHIBUYA SKY(渋⾕スカイ)」は、マンスリーイベント「ROOFTOP 天体観測」の冒頭で声優・古谷 徹さんによる音声ガイダンス「季節の星空案内」の放送を4月6日(木)の都心の月の出鑑賞より開始。また、3月特別企画「渋谷上空の天体教室」の詳細も公開しました。

渋谷でもっとも宙に近い場所で行われる「ROOFTOP 天体観測」は、株式会社ビクセン協力のもと、屋上展望空間「SKY STAGE」に天体望遠鏡が設置され、ゆったりと天文現象が楽しめるイベントです。

3月28日(火)、29日(水)に子ども向けで開催される「渋谷上空の天体教室―天体望遠鏡を操作しよう―」は、星空教室で星の楽しみ方や望遠鏡の基本を学んだあと、屋上で天体望遠鏡の操作や双眼鏡で天体観察ができます。

■特設サイトhttps://www.shibuya-scramble-square.com/sky/observation/

東京ドームシティ・TeNQが3月31日(金)で閉館。最後のイベント「TeNQ GAME SPACE-宇宙ゲームに挑戦!-」開催!

東京ドームシティの黄色いビル(6F)にある宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)は、2023年3月31日(金)をもって閉館します。

「宇宙を感動する」をテーマに2014年に開館したTeNQは、累計120万人以上が来館。閉館までの期間に開催されるファイナルイベントとして3月31日(金)の期間、「スペースインベーダー」など宇宙にちなんだレトロなアーケードゲーム機をはじめ、クレーンゲーム機やカプセルトイ、テーブルゲームを体験できる、「TeNQ GAME SPACE -宇宙ゲームに挑戦!-」を開催します。

シニア世代には懐かしく、若い世代には新鮮に感じていただけるレトロゲームを無料で遊べるほか、年代問わず楽しめるさまざまなゲームを通して宇宙が体感できます。また、イベントと同期間、これまでの感謝の気持ちを込めた『#TeNQテンキュー キャンペーン』が実施されます。

■TeNQ HPhttps://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/

ニュージーランド5番目の「星空保護区」新たに認定

ニュージーランドの北島、首都・ウエリントンの北東に位置する南ワイララパ地区およびカータートン地区が、国際ダークスカイ協会より「星空保護区」に認定され、「ワイララパ・ダークスカイ・リザーブ(Wairarapa Dark Sky Reserve)」と名付けられました。

「ワイララパ・ダークスカイ・リザーブ」では、別世界のように広大な手つかずの自然の中、都会では体験できない3,600㎢を超える漆黒の澄んだ夜空にきらめく星座や流れ星を見上げる、夢のような時間を過ごすことができます。

■国際ダークスカイ協会東京支部https://idatokyo.org/

未踏の宇宙ビール醸造へ。Derailleur Brew Works、東大・奈良先端大らと世界初の宇宙培養酵母を共同研究開発へ

株式会社シクロは、国立大学法人東京大学の新領域創成科学研究科・大矢禎一教授と国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学の先端科学技術研究科・渡辺大輔准教授の研究グループ、宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートする株式会社DigitalBlastと、国際宇宙ステーション(以下ISS)でDigitalBlastが開発する小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ(アマツ)」を用いたビール酵母培養実験に向けた実験条件の検討について共同研究契約を締結し、研究を開始しました。

シクロは、DigitalBlastと2024年にISSでの小型ライフサイエンス実験装置「AMAZ」を用いたビール酵母の培養実験を計画。地上で宇宙環境に近い環境を模擬するクリノスタット(微小重力環境細胞培養装置)を用いた酵母実験を行い、宇宙実験に向けたビール酵母の適合性試験を実施します。

■株式会社シクロHPhttps://cyclo-inc.jp/

金星探査機あかつきトークライブ!相模原市立博物館で開催

相模原市立博物館では、「あかつき」後期運用チーム所内リーダーの中村 正人氏のトークライブを令和5年2月26日(日)午後2時~4時(開場 午後1時30分)、相模原市立博物館にて開催します。

JAXA宇宙科学研究所が開発・運用を行っている金星探査機「あかつき」は、金星大気の謎を解明するために開発された惑星探査機。2010年5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「あかつき」は、同年12月に金星への軌道投入に失敗しましたが、調査・対策チームを作り原因究明とその対策を調査し、再挑戦する計画を検討。そして、5年後の2015年12月7日に日本の探査機として初めて地球以外の惑星を回る軌道に入ることに成功しました。

赤外線、可視光線、紫外線を利用して金星大気を撮影する5台のカメラと、気温などの高度分布を観測するための電波発振器を備えており、金星を約10日で1周する楕円軌道を回りながら、大気の流れや組成、雷や火山活動の有無などを調べています。

「あかつき」の打ち上げとともにスタートし、平成24年度から20回実施してきた人気イベント「あかつきトークライブ」が復活!1日限りのトークイベントです。定員は100名で参加費は無料ですが、先着順。希望者は直接会場へ。

■相模原市立博物館ホームページhttps://sagamiharacitymuseum.jp/

待望のコラボ!「満月珈琲店×Cafe Planetaria -美味しい宇宙-」開催

プラネタリアTOKYO(有楽町)、プラネタリアYOKOHAMA(横浜)、プラネタリウム満天NAGOYA(名古屋)の3館で、大人気イラストコンテンツ「満月珈琲店」とのコラボレーション「満月珈琲店×Cafe Planetaria -美味しい宇宙-」を2023年2月17日(金) ~5月14日(日)までの期間で開催されます。

“疲れた人だけが訪れることができる珈琲店”がコンセプトの、幻想的なメニューを描いたイラストコンテンツで、コラボメニュー「無重力ソーダ」「銀河のカッサータ」、「Cafe Planetaria」の人気メニュー「ギャラクシードーナツ」と「ネビュラソフトクリーム」を加えた4つのメニューの描き下ろしイラストを使用した限定アイテムを販売。

さらに、「無重力ソーダ」と「銀河のカッサータ」のイラストはカフェメニューとして完全再現されます。

■詳細はこちらhttps://planetarium.konicaminolta.jp/event/mangetsu_coffee/

日本科学未来館「宇宙に夢中、発信中!」2月22日(水)よりスタート

日本科学未来館は、研究開発の“いま”を見せるシリーズ企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第3弾、「宇宙に夢中、発信中!~体感する宇宙遊泳と月面探査」を2月22日(水)より開催します。

本イベントでは、最新のVR(仮想現実)技術を使って、仮想空間で国際宇宙ステーション(ISS)周辺の船外活動に挑戦する体験や、月探査のために開発された超小型月面探査車「YAOKI(ヤオキ)」を、会場に特設する砂地のコースで操縦する体験が楽しめます。

■イベント詳細https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202302222871.html

「宇宙体験」がテーマのシグネチャーカクテル!アロフト東京銀座で2月20日(月)より提供開始

アロフト東京銀座は、「宇宙体験」をテーマにした新作シグネチャーカクテルを、2月20日(月)から、宇宙がテーマのバーラウンジ「W XYZ Bar」にて提供開始します。

ブラックホールや、銀河をモチーフにした4種類のシグネチャーカクテルを新しく開発しました。ロケットや惑星などの小物が散りばめられた空間で新作カクテルを飲み、アロフト東京銀座での「宇宙体験」をお楽しみください。

■W XYZ Bar HPhttps://www.wxyzbarataloftginza.com/

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
トップへ戻る