【2017年10月】「星とくらす」的これだけは観るべき天文現象

太陽は照りつけていても、通り抜ける風に秋らしさを感じる季節になりました。

お久しぶりの更新となりますが、【星とくらす的 これだけは観るべき天文現象2017年10月】をお伝えします!

⇩ダウンロードしてご使用くださいね☆

■10/4(水)中秋の名月
■10/6(金)満月(03:40)
■10/8(日)りゅう座流星群が極大(17:00)
■10/12(木)下弦の月(21:25)
■10/17(火)土星の環が最も開く(02:57)
■10/20(金)新月(04:12)
■10/21(土)オリオン座流星群が極大
■10/28(土)上弦の月(07:22)

 

中秋の名月は満月ではない!?

明日、10月4日は中秋の名月

…ですが、中秋の名月が満月だと思っている人は少なくないのではないでしょうか。

実は、「中秋の名月」の日は旧暦で8月15日と決められていて、2017年10月4日が旧暦の8月15日だった、というだけなんです。そのため十五夜の日は毎年変わります

ちなみに、現在世界中で使われているグレオリオ暦(太陽暦)は、太陽の年周運動をもとにした暦のことで、1年を365,2425日と定めたもの。

一方の旧暦は太陰太陽暦といい、月の満ち欠けで月日を数える暦。そうすると、1年が354日となってしまうため、19年間に7回の閏年を設けることで調整をしていました。

 

月は約15日周期で新月から満月に、満月から新月になります。十五夜とは、旧暦で満月にあたる15日のことを指すため、十五夜と呼びます。

2017年10月4日は月齢14,2なので、やっぱり満月ではありませんね。

 

8月15日の理由は、実は明らかになっていませんが、「芋名月」という呼び方もあるように、お芋の収穫の日だったとか、収穫のお祭りだとか諸説あります。

しかし、昔の風習やしきたりを重んじるのは、やっぱり日本人らしさを感じます。

 

2025年、土星の環は見えなくなる…!

土星観測にハマっている筆者ですが、土星の環が最も開いた状態になるのが10月17日

53倍くらいの望遠鏡なら、小さいながらも、土星の環を観ることができますよ。

ちなみに、これ以降はどんどん環が細くなり、2025年には真横一直線となり、消失します

それもまた珍しいので待ち遠しくはありますが、土星の環っかマニアの人は急いで!!

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
トップへ戻る