星や宇宙の魅力を伝える!星空案内人(星のソムリエ®️)になりませんか?

「あそこに北斗七星があるから、ひしゃくの先端を5倍に伸ばしたあの星が北極星。今この場所で見える一番明るい星は木星だね。」

そんなことばが自然と出てくるようになったのはここ最近のこと。理由は「星空準案内人®(星の準ソムリエ)」の資格を取得したのがきっかけでした。

私が資格をとったのは2018年2月24日(日)。

もともと星や宇宙の知識がほとんどなかった私は、半年間の講座期間を経て、無事準案内人の資格を取得。

家族や友達にそのことを伝えると、「そんな資格あるの?」とびっくりされることもたくさんありました。

そこで、もっと星空案内人という資格のことを知ってもらうべく、「星空案内人®(星のソムリエ)」ってどんな資格?ということをお伝えしようと思います。

・「星空案内人®(星のソムリエ)」ってどんな資格?
・星空案内人の講座ではどんなことを勉強するの?
・星空案内人になったらどうするの?
・星空案内人講座に通ってどうだった?

「星空案内人®(星のソムリエ)」ってどんな資格?

星空案内人、星のソムリエ。

「なんだかロマンチックな名前。」

というのが、初めてこの資格を見つけたときの私の印象でした。

私がこの資格を知った頃(約2年前)は、星や宇宙について改めて興味を持ち始めていて、本や雑誌を買ったり「天文宇宙検定」を受けたりもしていたけれど、知識はほぼ無いに等しい状態。

でも、もっと知りたい、星好きの友達がほしい。

そんな風に思っていたとき、「星空案内人」という資格を知りました。

「星や宇宙の知識を深めたい」「星好きな友達がほしい」という思いで受講しようと決意したものの、近場でタイミングよく受講できる場所がなく、その後ちょくちょくサイトを見ては、申し込みの機会を伺っていたのです。

「星空案内人 ® 資格認定制度」HP
https://sites.google.com/site/hoshizoraannaishikakunintei/

しばらくすると東京で開講する「NPO法人小さな天文学者の会(関東支部)」主催の「たのしい宇宙講座」の申し込みが開始されました。

迷わず応募!そして、何倍?十何倍??の倍率をくぐり抜けて、晴れて受講生のひとりとして通えることに。

ちなみに、”ソムリエ”と聞いて頭に浮かぶのはワインソムリエでした。

そこで、ワインソムリエってどういうものなのかなと調べてみると

ワインのソムリエ=「ワインに関する専門的知識をもち、レストランなどで客の相談に応じてワインを選ぶ手助けをする給仕人」(weblio辞書より

ちなみに「星空案内人資格認定制度とは」の欄には、

豊かな知識と経験からおいしいワインを選んでくれるソムリエのように、 星空や宇宙の楽しみ方を教えてくれるのが星空案内人です。資格をとって、科学館や学校で指導したり、地域のボランティアと して活動してみませんか。子どもたちに星空や宇宙の世界を語ってみませんか。

参照(星空案内人®資格認定制度

ということは、「星のソムリエ」は星の魅力を伝えたり、「あの星はなに?」とたずねてくる人に教え助ける人なのか、楽しそう!、と改めて思うことができたのです。

ひとつの場所に集められた、年齢も性別もバラバラの受講生たち。

でも共通しているのはみんな星や宇宙に興味があるということ。

それってとてもすてきなことだなぁなんて思いながら、星空案内人へのスタート地点に立ったのです。

どんなことを勉強するの?

「星空案内人ってことは、星座とか神話について勉強するの?」と思われるかもしれません。

いいえ、違います。(それだけではありません)

星空案内人になる人が必ず手にするのが「星空案内人になろう! ~夜空が教室。やさしい天文学入門 (知りたい!サイエンス)」柴田晋平他著

この本を教科書として、宇宙のはじまりから終わり、星座、星占い、望遠鏡や双眼鏡の使い方、星空案内をすることについて…などなどなど、星や宇宙に関することを半年間かけて幅広く学びます。

※基本的に講座で学ぶことはどこでも同じだと思いますが、団体によって育てたい星空案内人像や学ぶ期間などに違いがあります。ここでは私が学び通った「NPO法人小さな天文学者の会」でのこととして読み進めていただければと思います。詳しくは実際に学びたい団体のHPをご覧ください。

参照(星空案内人®資格認定制度

星空案内人の講座は、2〜3日通って準案内人の資格を取得できるところもあれば、私が通った場所のように半年かけて取得するところなどさまざま。

パパッと短期間で準案内人の資格を取得できるのも良いなとは思うのですが、私自身は半年間通った「小さな天文学者の会」が最適だったなと感じています。

なぜなら、

■ランチ会や飲み会を開くことで親睦を深め、星好きな友達ができた
→先輩案内人からの後押しで同期のランチ会を何度か主催。講座の時間は他の人と話をする時間もほぼないので、ただただみんなで話をする時間は大事だなと再認識しました。そのおかげかあとで聞くところによると、他の期に比べて団結力?仲良し度?が高かったようです(笑)。声掛けしてくださった先輩に感謝…!泣

■講座後に開かれる観望会で星に対する理解を深めることができた
→知識がほぼなかった私にとって、この時間は貴重&楽しすぎる時間でした。月一回の講座後、天気がよければ近くの公園で観望会。その日に学んだ振り返りもでき、直接先輩や同期とも話すことができて有意義な時間でした。

講座を受ける場所によって育てたい星空案内人像や期間にも特徴があります。

自分が通える場所も限られてくると思うので、星空案内人に興味をもった人は、HPをよくよくチェックしてみてください。

星空案内人になったらどうするの?

さきほど、講座では”星や宇宙について幅広く学ぶ”と書きましたが、星や宇宙が好きといっても興味の幅はさまざま。

星の写真を撮るのが好きな人もいれば興味がない人もいたり、「ロケットが好き」「プラネタリウムが好き」「双眼鏡をめちゃくちゃ持ってる!」などなど。

じつは同じ星好き・宇宙好きでも話が通じないことが多々あるのです(それがまた楽しいのですが…!ちなみに私は、星や宇宙をかわいくわかりやすく伝えたい、という気持ちがあるからなのか、割と広い範囲に興味があります!笑)

星空案内人の講座自体も、
「仕事にするために通った!」という人もいれば、
「星好きな友達もできたし、準案内人で十分」、
「講座に通ってみたら星を伝えるというよりただ自分が楽しむだけで満足」という人も。

そのため、一概にはいえませんが、星空案内人を目指す人はその後も続けて勉強したり、観望会のスタッフとして参加したり。自分でイベントを企画する人もいます。

ちなみに、講座に通っただけでは「星空”準”案内人」までしか取得できず、その後観望会や勉強会などに参加しながら試験を受けて、すべて受かった後に晴れて「星空案内人」になることができます。

準案内人をとったあと、星空案内人になるための試験はいくつかありますが、すべて実技試験。

実際の夜空で星空の案内をするので天候にも左右され、試験を受けたかったのに受けられず延期、また延期と延びてしまうこともよくあるそうです。

タイミングや運にも左右されてしまいますが、その間にも勉強を怠らず活動を続けていくことが大事なのだなと、今、ひしひしと感じています。(がんばります…!)

星空案内人講座に通ってどうだった?

楽しい!

これに尽きます。

理由はここまででも散々書きましたが、

「星や宇宙に興味がある」
「星好きな友達を作りたい」
「星や宇宙の魅力を伝えたい」

という人は、ぜひぜひ!応募してみてください!

私が現在も所属している「NPO法人小さな天文学者の会」の「たのしい宇宙講座」も応募を開始するようです。

ただ、募集枠に対して、応募率が高いらしい…!

先着順ではありませんので急がずに。

私もスタッフとしてちょこちょこ参加する予定です。

星が好き、宇宙が好きならどんな理由でも構いません。

ぜひ、私たちと一緒に星の魅力を伝える星空案内人(星のソムリエ)になりませんか?

<参照>

■☆星のソムリエ ® ☆星空案内人 ® 資格認定制度
https://sites.google.com/site/hoshizoraannaishikakunintei/
■たのしい宇宙講座
https://sites.google.com/site/tanoshikoza/
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