15年ぶり!平成最後の夏は火星大接近を感じよう!

最近夜になると、ひときわ明るい赤い星を目にしたという人もいるのではないでしょうか。

じつは、2018年7月31日(火)、15年ぶりに「火星が大接近」するのです!!

宇宙・天文界隈では大変話題の「火星大接近」について、わかりやすくお伝えします!!

目次
・火星のこと
・火星はどれくらい大接近するの?
・火星大接近の楽しみ方

火星のこと

いつっていう明確な時期はわからないのですが、子供のころ「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」ということばの並びを覚えた記憶があります。

子供のころの刷り込みは素晴らしく、語感も良いからか今でも覚えているものです。

「すいきんちかもく〜」は太陽系の並びのこと。太陽に近い惑星から順番に言っていきます。

そういえば、

美少女戦士セーラームーンに登場する火野レイちゃん(セーラーマーズ)が「臨兵闘者皆陳列在前(りんぴょうとうしゃかいちんれつざいぜん)、悪霊退散!」と九字をきりながら叫ぶんだけど、そのおまじないのような呪文のようなことばと似ていたのもあってか、すぐに覚えられたような気もします(笑)

ちなみに、

地球を基準にして太陽側を「内惑星(ないわくせい)」→水星、金星
反対側の惑星が「外惑星(がいわくせい)」→火星、木星、土星、天王星、海王星

と、いいます。

(太陽系の呪文は冥王星の”冥”まで入っていますが、その後準惑星に分類されたので記載をはぶきます)

今回の主役である火星ですが、地球のすぐ外側を回る惑星です。火星が赤く見えるのは、地表に赤く錆びた鉄が多く含まれているからだと考えられています。

火星
◆直径:6,779kmで地球の約半分
◆重力:地球の3分の1
◆質量:地球の約10分の1(めっちゃ軽い!)
◆公転周期:687日
◆自転周期:1.03日
◆衛星:2つ(フォボス、ダイモス)
◆平均気温:−43度(最高気温は20度、最低気温は−140度…!大気が薄いので一定の気温に保たれないのです)

地球のように自転軸を傾けたまま公転しているため四季があり、1日は24時間39分でこれも地球とほぼ同じ。

いろんな観点から、人間が火星に暮らすことができるのではないかと現在さまざまな観測や研究がされています。

火星はどれくらいまで接近する?

7月31日(火)夕方の火星大接近時、地球との距離が5759万キロメートルにまで近づきます!

まず最初にチェックしておきたいのが地球と火星の軌道。

地球は比較的円を描いているのに対して、火星は楕円です。火星と地球が接近する周期は約2年2ヶ月ですが、火星の軌道が楕円の形をしているため、接近したとしてもその年によって距離が違ってくるのです。

接近時の距離を比較すると最大で2倍ほども違うのだとか!

(ちなみに、前回大接近して距離が6000万キロメートル以下になったのは、観望会に夜中まで行列ができるほどの熱狂ぶりだった15年前の2003年!)

つまり、

今年の大接近は、とても近くで火星が観られる絶好の機会!

地球から観ると火星の大きさや明るさの変化がわかりやすく、火星が大接近していることを実感しやすいのです。

ちなみに、惑星が”大接近する”ということばは、他の惑星では違いがわかりにくいこともありあまり使われません。

地球から火星へ行くのは半年かかるとも言われていますが…本当に向かうとしたらやっぱり大接近時を狙うのでしょうかね。

火星大接近の楽しみ方

大きく3つ!

1.他の星と比較&火星自体を比較
2.望遠鏡で観る
3.火星に想いを馳せる

1.他の星と比較&火星自体を比較

一番近づくのは夕方ですが、そのときにはまだ火星は見えません。

東京からだと火星が地平線上に顔を出すのが19時頃。南東から明るく赤い星が昇ってくるのを観ることができます。

今日の楽しみ方でいえば、土星や木星と比較してみたり、「火星に対抗するもの」「火星に似たもの」と言われる赤く光るさそり座の『アンタレス』と見比べてみるとおもしろいかもしれません。

火星自体を比較」というのは、長い目で見た話になります。

正直肉眼だと「たしかに赤いし明るいね」…という感想で終わってしまうかと思いますが、忘れた頃に「火星大接近してたけど、今はどう観えるかな」と観測してみると、違いがわかりやすいと思うのです。

私自身、星を眺めるようになってから見かけの大きさや明るさなどを注意して観るようになったので、今、火星大接近時の火星は「明るい…!」と感じます。

明るい火星がよく観ることができるのは今日だけではありません。

8月いっぱいは−2等ほどの明るさで観察することができ、条件的にもとても観やすいのです。

ちなみに、今年の秋頃までは十分観測できる明るさの火星を観ることができますが、徐々に暗くはなっていきます。その変化を確かめてみると、また違った楽しみができるかもしれません。

2.望遠鏡で観る

肉眼だとやっぱりよくわからないなという人には、望遠鏡で観るのがおすすめ。

望遠鏡で観ると、火星の表面の状態がよくわかります。

今日も含め、観望会がたくさんの場所で開催されていると思いますので、ぜひお近くの観望会を検索してみてください。

3.火星に想いを馳せる

現在、火星に人が向かうべく、宇宙開発計画が進められています。

イーロン・マスクさんも火星移住計画を発表していますよね。

現時点で人類が足を踏み入れたのは、地球以外の天体では月だけ。

その次に向かおうとしているのが火星です。

「もうすぐ人類は火星に向かうのか」と想いを馳せながら眺めてみるのもよいかもしれません。

もう、長いよ、わからんよって人は、こちらの画像をチェック☆↓

今夜はどこで火星を観ようかな!

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