流星と彗星

今日、寝待ち月がパッケージに使用されていることでおなじみの『よなよなエール』を造っているヤッホーブルーイングのTwitterアカウントが、こんなことをつぶやいていました。

私は、星や宇宙のことで「困っている」「わからない」などのツイートを目にすると、つい絡んでしまうクセを発揮してしまうようで…

と絡みに行きます。

すると、このような返信が。

『君の名は。』

2016年に公開され一世を風靡した映画ですが、「ティアマト彗星」という架空の彗星が出てきます。

(このティアマト彗星については、「軌道がおかしい」「人工天体?」などさまざまな憶測を呼び議論が展開されているので、気になった方はぜひググってみてくださいね。)

話を戻します。

ヤッホーさんからの「ティアマト彗星の割れた彗星は、流星なの?」という質問。

ヤッホーブルーイングとローソンが共同開発した『僕ビール、君ビール。流星レイディオ』という商品が10月30日に発売されるそうなのですが、それにちなんだ質問だったようです。

そのときにも返信させていただいたのですが、ここで改めて彗星と流星の違いについてまとめてみました!

彗星天体

流星現象

「ティアマト彗星の割れた彗星は、流星なの?」の答えは「地上に落ちるまでは割れても彗星」。

ということで、彗星と流星はまったくの別物なのです。

毎年同じ時期に夜空を彩ってくれる「◯◯流星群」ということばは、365日で太陽の周りを回る地球が、彗星が残したチリの中を横切り、そのチリが地球に降り注ぐということ。

つまり、流れ星が飛んでくるのではなく、地球がその中に飛び込んで行った結果が流れ星となるのです。

ちょうど今の時期は、「21P/ジャコビニ・チンナー彗星」が観られる!という時期でもあります。

ジャコビニ・チンナー彗星は、10月りゅう座流星群の母天体です。

観られる!とは書きましたが、ジャコビニ・チンナー彗星明るくても7.0等の明るさで、双眼鏡や望遠鏡、またはカメラでうまいこと調整をして撮らないと観るのが難しい彗星です。

(じつは私もカメラで撮ってはみたのですが、まだ確認中です…!)

ちょっと観れなかったよ…!という人は、12月に「46P/ウィルタネン彗星」が3等ほどの明るさになるため、こちらもぜひぜひチェックしてみてください!!

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